2009年6月7日日曜日

今、アジアが熱い!

先日のWBSでマレーシアの特集がありました。 特集では、

「日本が(高度成長の)20年間に経験したことがそのままあてはまる」
という識者の言葉が紹介されていましたが、マレーシアは、 これからますます発展しそうです 。

3月に私が、5~6年ぶりにマレーシアに行った時にも感じたのですが
「マレーシアはすごく変わった!!」

技術的なところでは、「外国に行ったら生水は飲めません」という ガイドブックの言葉が過去のものになりました











この浄水器、実は表に出ているカートリッジと同じものが本体に4本入っていて、外のカートリッジは1~2年に1回、本体のカートリッジは5~10年に1回交換すればよいそうです。 これでは、日本に来た時に「日本の水がまずい」というのもうなずけます。(まだちょっとゴツイ感じでプロトタイプ感が漂っていますが)


浄水器を見て、まず感じたことが、「今の日本の技術だったら1/5のサイズにはできるな」ということでした。次に行くときには、もっと劇的に進歩しているかも知れません。 もしくは、日本のメーカー(東レとかクリンスイ辺り)が進出するかもしれません。


サービスの面では、










たとえば、ジャスコではレジ係が、お客さんの商品のパッケージに破損個所があることを見つけて、 自分から新品に交換することを申し出ていました。 日本では、当たり前すぎて見逃してしまうような光景ですが、 同じことがマレーシアで起こったことは一種の衝撃でした。

「ここまできたか!!」

以前は、外国人向けの観光バスでも 途中の観光地(マラッカ)で乗り遅れたら、容赦なくお客を置いていくことさえ日常茶飯事でした。「自分たちの仕事は時間通りにバスを運行することだ」 という発想で、自分の仕事以外のこと(たとえば遅れた乗客を探す)は絶対にしない。

それはそれで牧歌的で、外国を意識するには面白い題材なのですが、
はとバスツアーで、富士山や箱根に客を置き去りにするって考えられます?

以前なら、「傷んだ商品を調べもせず買ってくれる間抜け(物好き)に、あえて新しい商品を提供して、お店に損害を与えることはない」と考えるほうが一般的でした。同じような発想方法は10年くらい前までは、香港にもマレーシアにも共通してあったように思います。(もしかしたら中華圏共通?)

少なくともマレーシアは変わったか、変わりつつあります。気弱な日本人も安心して買い物ができる日も近そうです。

現地に住んでいる人にとっては、身近すぎてあまり変化を感じないようでしたが、私が 5~6年ぶりに来た観光客、しかも日本人だから、変化を強く感じたのかもしれません。このようにマレーシアは「もてなしの心」まで身につけ始めているので、今後(5~10年くらいしたら)、日本にとって手ごわい相手に成長するかもしれません。

率直に言うと、まだまだサービス面では日本と比べモノにはなりませんが、ものすごいスピードで進化しています。次の5年で、どれだけ発展するか見てみたいと強く感じました。


日本人の皆さんもうかうかしていられませんよ!

==G級記==

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